熟年離婚について

では最近特徴的な熟年離婚はどうして起こるのだろうか。

 熟年離婚は、若い夫婦の場合は、この他に浮気(不倫、不貞)、借金、浪費、ギャンブル、言葉の暴力=DV(ドメスティック・バイオレンス)、モラル・ハラスメントなど身体的精神的暴力などが原因としてあげられる。だが、熟年離婚の場合はこれらが直接の原因であることは少なくなるのだ。熟年離婚の原因は圧倒的に「性格の不一致」、特に「長年の我慢の積み重なり」「我慢の限界」という理由が多くなる。

熟年離婚の原因は、一つ二つの限られた理由ではない。「性格の不一致」の中には、長い年月の間に積もったさまざまな事情、複雑な理由が絡み合う。したがって、離婚原因の中のどれか一つ二つが改善されれば熟年離婚を避けられる、というものではないのだ。

それにしても熟年離婚が増えている原因は何であろうか。主な原因の一つに、熟年世代の男性は仕事一筋で生きてきて、家庭のことや子供の教育は妻に任せきりで家庭を顧みない風潮が強かったということがあげられる。